同じ診断名でも、身体の状態が同じとは限りません

先日、人工膝関節術後しばらくして変形性股関節症になってしまった方が2名、偶然にも同じ日にインソールを作製におみえになりました。

似たような経過で、診断名も共通していました。
ところが、実際に身体の状態や動きを確認してみると、大きな違いがありました。
お一人は股関節が外旋しやすいタイプ。
もうお一人は股関節が内旋しやすいタイプ。
同じ「変形性股関節症」という診断名でも、身体の使い方や関節にかかっているストレスは人によって異なります。
だから私は、診断名だけを見て決めるのではなく、
「その方の身体に、今どのようなストレスがかかっているのか」
そこを確認することを大切にしています。
インソールは、単に足の形を整えるためだけのものではありません。
歩き方や身体の使い方を確認し、その方が抱えているストレスに対して、足元からどのようにサポートできるのかを考えて作製していきます。
同じ診断名でも、必要な対応は一人ひとり違う。
「同じ病名=同じインソール」ではありません。
だからこそ、診断名だけではなく「その人の身体」を見ることが大切だと考えています。

インソール工房いせさき